『ムンク展』 東京都美術館
その日は20時まで夜間開館で遅くに入れる!と思って、
当日券を買ったあと、先に東京国立博物館の近代美術の展示を観ました。
前田青邨のかわいい獅子の絵を座って観ながら、
人混みのなかに向かうまえに気分を落ち着かせていました。
ようやく美術館に入り、まず驚いたのは、
ムンクが自撮りの先駆けであること
写真や新しいメディアに興味があったことでした。
やっぱり、叫びの印象しかなかったので、
ムンク自身のエピソードがわかるのは新鮮で、面白かったです。
人混みのなかでしたが、メモが捗りました。
鉛筆を忘れて、忙しいなか 鉛筆ありますか と聞いてしまって申し訳なかった…
孤独でなければならない という言葉通り、
生涯独身であったようです。
が、何人か女性と交際があったり、
お医者さんによくしてもらっていたり、
人を描いたり、
人は好きだったんだなというところが
とっても印象に残っています。
頑固なところ やや気難しいところも絵にあらわれていました。
展示室に入る前
小学生中学年くらい男の子がお母さんに言ってました。
「音声ガイドが欲しい、だって解説って漢字もあって読めないこともあるんだよ」
音声ガイドはそういう使われ方もしているのか!と
解ろう知ろうとする子がいいなと感じました。
流行っているから
皆が観に行くから
もいいと思いますが、
あんな人たちのために、
もっと行き渡ればいいなと心から思います。
タイミングを見計らっても、
人が最後まで減らないことに驚きました。
叫び すごい。
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